オランダ留学 Radboud University 2018/2019

2018年8月から約1年間オランダのNijmegen, Radboud University (ラドバウド大学 ナイメヘーン)に留学します。そこでの出来事、感じた事、学んだこと、また旅行などをせっかくなので、ブログという形で記録に残します。

パリ、ラグビー、ストラスブールとクリスマスマーケット、その他もろもろ 2018/11/23-2018/12/09

オランダ留学32

嗚呼、忙しい!!

 

11月の終わりから、12月の半ばまで、めちゃめちゃ予定が盛りだくさんで、あっという間に時間が過ぎていった。

 

そもそも授業で忙しい。

学生なので当たり前だが。

毎週3つ4つ文献を読んで、それについてのレポートを提出するので、まあ大変である。

 

また、週末にはパリでラグビーをして、美術館にも行って、ドイツのKöln(ケルン)のクリスマスマーケットへ行き、そしていわゆるいつメンでドイツ国境近くのフランスのStraßburg(ストラスブール)を訪れた。

 

家でゆっくりと過ごす週末とは異なり、毎週どこかへ出掛ける感じであったから、非常に濃い期間であった。

 

それぞれの簡単な記録は以下のとおり。

 

 

パリ編 2018/11/23-2018/11/25

今回のパリ訪問の目的は、観光ではなくラグビーをすることだった。

 

オランダに来てから参加しているラグビーチームに参加するにあたって、選手登録の件で日本のラグビー協会と連絡をとらなければならなかった。その際に、協会の方からアムステルダム在住で現地の日本人ラグビーチーム参加している方の連絡先を教えていただいた。

その方と連絡を取り合い、今回パリの現地の日本人ラグビーチームとフランス人チームとの交流試合に参加させていただくこととなった。

 

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Nijmegenからパリまでは今回は電車を利用した。

 

飛行機は空港での手続きや待ち時間も含めた合計の待ち時間、バスは試合当日の朝到着することの疲れやリスク、などを考慮した結果、決して安くはなかったが、高速鉄道を利用することにした。

また、学生割引があったこととおそらく二度と経験しないだろうということから、一等席のチケットを購入した。

席の様子は上の写真の通りである。

 

パリに到着後は、例のアムステルダムの日本人チームの方と合流して、日本食レストランへ連れて行ってもらった。


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全く持って久しぶりの寿司やら酒やら、カキやらで非常においしく、ある意味新鮮であった。

例のアムステルダム在住の日本人の方には非常に感謝している。

まさか、オランダに来てこのような縁があるとは思わなかったし、どこで誰に合うかは分からないものだ。


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宿泊したホテルは、下のオペラ座の近くで非常に賑やかな通りに面していた。

いつか、ここでオペラを観に行けたら素敵だなと思った。


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上の写真は、パリでちょうど起きていた「黄色いベスト運動」とやらの写真。

奥にバリケードにようなものが見える。

またこの週末には、至る所で何か燃えた跡があったり、バス停のガラスが割られていたり、警察が重武装で大量出動していたり、印象に残る初めてのパリ訪問であった。

 

金曜日と土曜日は、ほぼ全ての時間をパリの日本人チームを中心にヨーロッパ中から集まった日本人ラグビープレイヤー、そして例のもはやオランダの両親と言っても良いアムステルダム在住の方々と過ごした。

 

ラグビーの試合は、オランダでやっているよりも、フィジカルが弱く、皆少し年が上で、そしてスキルは高かった。

 

その後の交流会やら飲み会やらは、まさに「日本式」で、パリにいながらそこだけは日本であった。

 

日曜日の午後の電車で帰る予定であったから、朝少し早く起きて、オランジュリー美術館とオルセー美術館を訪れた。

 

共に、オペラ座の近くで、電車で2駅くらい行ったとこだったと思う。

オランジュリー美術館の開館は9:00であったから、15分くらい前に着くように行ったが、すでに少し待機列ができていた。

雨だったのに。

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オランジュリー美術館は小さい美術館ながら、壁一面の圧巻のモネの睡蓮の絵が見どころであると思った。

近くで見たら、雑多な色にしか見えないのだが、少し離れてみると、おそらく写真以上に睡蓮の池を観察したであろう様子が伝わってくる。

一瞬を切り取った絵というよりも、その景色の色々な時間を組み合わせているように感じた。

また、それらを再現するにあたって、おそらく何種類かの基本的な絵の具からして作り出した色というのも、とても技術が高いなと思った。

 

オランジュリー美術館の後には、オルセー美術館へ向かった。

この日は、2つの美術館でそれぞれチケットを購入したわけではなく、オランジュリーでオルセーとのセットになっているチケットを18€くらいで購入した。

故に、オルセー美術館の前には雨にもかかわらず、チケットを買うための列が長々と出来ていたが、言わばファストパスのようにすんなり入ることができた。
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この日は、自分の好きな印象派の絵がこれでもかとあり、大変興奮した。

写真は大量に撮ったのだが、上に載せたものは、有名なゴッホルノワール、モネの絵である。

また、美術館は大変広く、とても全て回りきることはできなかった。

留学が終了するまでに、再度訪れようと思ったし、その際は何をテーマにしたコレクションがあって、何時にどこへ行って、と完璧な作戦を立てるべきだと感じた。


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帰りの電車は、諸事情により色々な駅で乗り換え8時ごとにやっと家へ戻った。

途中以前も訪れたアントワープ駅で写真を撮った。

パリは、7月までにあと2回くらい来る気がした。

 

 

Köln編 2018/12/01

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この日は、ラドバウド大学の学生団体の企画したクリスマスマーケットツアーに友達と参加した。

場所は、Köln。

おそらく日本語ではケルンと発音する。

知らんけど。


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この時が、クリスマスマーケットというものに初めて触れた日であり、大いに楽しむことができた。

 

クリスマスマーケットでは基本的に、食べて飲んでの繰り返しである。

ドイツ?のクリスマスマーケットの代表とも言えるGlühwein は、赤ワインにりんご、オレンジの皮、それからナツメグやらなんやらのスパイスを加えたあったかいワインである。

 

また、他にもジャガイモのペーストを揚げたものや、バカでかいソーセージなど、これがドイツです!!!!と聞こえてきそうな食べ物ばかりであった。

 

各会場では、それぞれオリジナルのマグカップがあり、追加のお金を支払えば、ホットチョコレートだの、Glühwein だののカップを持ち帰ることもでき、それもまたクリスマスマーケットの楽しみの1つであると思った。


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上の写真のケルン大聖堂は、ヨーロッパの中でも指折りの古いカテドラルらしく、賑やかなクリスマスマーケットの空気と打って変わって、中では違った空気が流れているように感じた。


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夜になると、また景色が変わり一日中クリスマスマーケットを楽しむことができた。

Kölnは小さい町ではあったが、充実したクリスマスマーケットを過ごすことができた。
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ラグビー試合 2018/12/02

この日は、2週間ぶりのホームゲームでまたもや9番で先発した。

 

この日は雨がずっと降っており、おそらく試合の中で絶対にミスが連発する時間帯があるなと思ったので、その時は近く、より時間をかけてボールと裁こうと考えていた。

また、チームのゲームプランとしては9番と10番のハーフ団がとにかく蹴りまくるということであった。相手にはでかいバックスがいるので、背走させてスピードに乗らせないということだろうか。

 

結果として35-5で先日に試合に続いて勝利することができた。

まずはゲームプランがしっかりはまり、またセットプレーでしっかりとボールを獲得できたことが大きい。

相手のブラインドのウィング側に結構スペースがあり何度か陣地を稼ぐことができた。

 

また、この日も結構フォワードで圧倒することができたので、きついプレッシャーを受けることなく、時間をかける時は時間をかけ、早く出す時は早くと、状況に応じてプレーすることができたように感じる。

あとは、プレッシャーがきつい時にどうするかなどを考えられればもっと良いと思った。

 

この日は、9月からのチームの公式戦の出場数が5試合目であったため、試合の後

 

zevenentwintig.hatenablog.com

 

 

Road Trip 2018/12/07-2018/12/09

この旅行は、いわゆるいつメンでストラスブールのクリスマスマーケットに行くことが目的であった。

また、グループの1人の実家がストラスブールから1時間近くにあるため、そこに皆で泊まった。

 

金曜日の朝11:00ごろ順次集合し、皆でレンタカーを借りてから、旅行がスタートした。

 

金曜日にもともとストラスブールのクリスマスマーケットに行く予定であったが、時間の都合上あまり時間がとれないようだったので、予定を変更し、ハイデルブルグのクリスマスマーケットに向かった。

 

夜の18:00過ぎに会場に到着し、皆でマーケットを回った。

ドイツのクリスマスマーケットはやはり楽しい。

 

Heidelberg はこれまた小さな町であるが、商店が立ち並ぶ通りも古風に整備されており、イルミネーションもキレイであった。

下の写真では、奥にオレンジにライトアップされたお城が見える。

とてもキレイな街であった。

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夜ご飯を食べ、夜中の12:00前に家に着いた。

 

2日目は朝ごはんを食べ、車でストラスブールへ向かった。

手前の、なんとかという街に車を停め、路面電車ストラスブール目指した。

15分程度の乗車であったが、ドイツからフランスへ国境を路面電車で越えるというのは、なかなか面白い体験であった。


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ストラスブールは、友人らの説明によれば、ドイツ領になったりフランス領になったりと、何度も国境線が変化した付近の街であるから、両国の文化が入り混じっているらしい。

 

またもや、街が綺麗にクラシックに整備されており、多くの観光客で賑わっていた。

 

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クリスマスマーケットもいろいろで、ドイツ、フランス、そしてフィンランドのマーケットなど、各国の文化が入り混じっていた。

下の写真は、サケを焼いている様子である。

フィンランドのマーケットにて見かけた。


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雨が途中で降ったが、概ね天気も悪くなく、素晴らしい時間を過ごすことができた。

 

また、11:30ごろに帰宅してから皆でドイツ料理の1つ、Flammkuchen を皆で作って食べた。

夜中に皆で料理をする機会は生まれてからあまり経験がなかったので、非常に楽しむことができた。


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また、今回の旅行は車でオランダからドイツを通過し北フランスまで向かったため、車内で音楽を流して、たくさん話してととても楽しい時間を過ごせた。

これも、運転してくれた友人らや、家を提供してくれた友人、計画してくれた友人らのおかげである。

とても感謝している。

 

色々なマーケットでの、マグも何個か手に入れることができ非常に嬉しい。

非常に忙しい期間であったが、とても充実していたように思う。

 

 

以上