ここ最近のオランダ・ナイメーヘン留学生の食事の実態調査 2019/04/24
オランダ留学50
オランダでは何を食べているのか?
勉強や仕事、その他何らかの理由において日本を離れて海外で生活するにあたって、ひとつの懸念点となりうるのが食事ではないだろうか。
日本と共有している文化が少しはあるようなアジアの国であれば、大きな問題にならないかもしれない。
屋台や外食で過ごしても、自炊よりも安くおいしく食べれる場合もあるだろう。
しかしながら、日本と何千キロと離れてるまさに外国と言えるヨーロッパのオランダにおいてはなかなかそうはいかない。
また、オランダの国柄として食に対しての関心が日本と比べてかなり薄い。
そのような環境において、一体全体何を食べているのかを、朝昼夜に分けて淡々と記録する。
これを通して、いち留学生のリアルな生活を記録すると共に、自身の食生活についても改める機会としたい。
はじめに、オランダでは日本と同じような献立ではなく、炊飯器もないため好き嫌いによらず必然的に洋食が多い。
朝ごはん
朝はパンとヨーグルトを食べることが多い。
パンを3枚ほど焼いて、時々バターを塗って、リンゴとバナナをヨーグルトと一緒に食べる。
写真で見ると特に貧相でもなく美味しそうでもあるが、これまでの20年ほど朝はコメ派で育っているので、100パーセント満足はしていないし、できることなら納豆、ご飯。味噌汁を頂きたい。
最近ではなんの感情もなく、ただただ口に運んでいるようにも思う。
しかしながら、何も食べないよりはマシであるし、まあ西ヨーロッパならこんなもんかと思う。
昼ごはん
授業が昼時に被る際には、学校の食堂を利用することが多い。
オランダらしい、肉とジャガイモと野菜のような日もあれば、日本のものとは異なるが、コメを使った料理の日もある。
しかしながら、授業が昼以降に始まる日は昼を食べないときや、食べたとしても果物やサンドイッチなど簡単なもので済ませることが多い。
朝ごはんは基本的にパンであるから、自分にとって腹持ちは全くよくなく、おなかが減った状態で授業が始まることもしばしばである。
あまり良くない。
夕ごはん
夜は相変わらず、とても頼りになるパスタを作ることが多い。
しかし、時には近くのスーパーで買ってきた、電子レンジで温めるタイプのカレーなどを食べることもある。
日本でいうとこの、コンビニ飯に近いかもしれない。
あまり良くないことは分かっているが、冷凍ピザくらいしかほかに選択肢がない中においては、最もマシと言えるかもしれない。
スープは一度作ってしまえば、3日間は持つので非常に優秀である。
下の2枚目の写真のパンは丸焦げになった訳ではなく、元からこのような色である。
中華系の麺はオランダのスーパーにも売っているので、ニンジンや玉ねぎ、豚バラと一緒に炒めて、焼きうどん風に味付けして食べれる。
また、最近タイ料理のデリバリーがナイメーヘンでも利用可能なことが分かってから、利用回数が増加傾向である。
野菜は常に不足しているし、帰国後は健康診断を受けたいと思うし、一年分の野菜をとるつもりだ。
他にも2ヶ月に一回くらいの頻度で米を鍋で炊いて、生姜焼きと一緒に食べることもある。
まとめ
半年前に比べて、食事に対しての考えが少し変わっているように思う。
食事は今でも日々の楽しみであると考えているが、実際にはその考えに沿って食べれていないように感じる。
留学期間も4カ月を切ったし、やや投げやりになっている部分があるのかもしれない。
野菜を多くとり、バランスよく3食ということはわかってはいるが、それを毎日同じように実行するのはなかなか難しい。
以上