2泊3日スコットランド旅行 Edinburgh & Glasgow 2019/01/19-2019/01/21
オランダ留学37
Scottish!!!
スコットランドは知っているようで、あまり知らない。
そもそも、英国の一部であるからイギリスでひとくくりにできそうな気もするが、そうもいかない気もする。
スコットランドといって思いつくものは、何があるだろうか。
こんなものだろうか?
2泊3日と短い旅行ではあったが、訪れた場所などをたらたらと書き連ねてみる。
Edinburgh エディンバラ
Edinburgh はスコットランドの首都で、国鉄の線路を挟んで、旧市街とニュータウン(?)の2つに大きく分かれている。
イングランド・ロンドンには何度か行ったことはあるが、同じイギリスなのにこんなにも違うのかと驚いた。
ただ、よく考えれば日本でも同じことだし(京都と東京とか、仙台と山形とか)、イングランドと行っても中心のロンドンしか訪れたことがないから、比べようがないとも思う。
街並みはどこも、まさにヨーロッパ風の、イギリス風の、クラシックな石造りの建物が石畳の道を挟んで立ち並んでいた。
また、旧市街の方は特に起伏がやや激しく、エディンバラ城につながる一本の道が屋根の最頂部のようになっており、いくつもの下の街へとつながる道が〇〇 closeという名前で存在していた。
エディンバラ城は写真のように、少し小高い丘の上に堂々とそびえたっている。
城内には、様々な博物館のようになっており、何百年というエディンバラ城を舞台にした歴史的な出来事についてや、第一次および第二次世界大戦、また湾岸戦争など、戦争の博物館など。
ゆえに、第二次世界大戦に掛かる展示には、イギリス軍が鹵獲したナチスのカギ十字の旗や、日本軍指揮官の日本刀などもあった。
スコットランドの民族衣装の柄に代表されるタータンチェックは、軍にも採用されていたのかと思った。
エディンバラ城は連日観光客で賑わっており、晴れていればライトアップも、麓の城下町からキレイに見ることができただろうなと、思った。
グラスゴー編
エディンバラからグラスゴーまでは、スコットランドの国鉄・快速電車を利用して一時間弱で行ける。
東京でいうとこの横浜、オランダでいうとこのNijmegen と Utrecht、大阪と神戸くらいだろうか。
エディンバラが城を中心として城下町の趣を現在でも伝えている一方で、グラスゴーは新しい建物も多く、観光だけでなく現地の経済もより活発な様子が伺えた。
まずは、グラスゴーの大聖堂へと向かった。
歴史については詳しくはないが、中世の騎士道の世界にタイムスリップしたような気がした。
教会、大聖堂はこれまでもいろいろと訪れてみたが、それぞれ中の雰囲気、宗派、ステンドグラス、石の色、すべてが異なっており大変面白い。
また、その後は多くの地元のお店、観光客向けのお店の立ち並ぶ中心街をだらだらと抜けて、歩いてグラスゴー大学へと向かった。
グラスゴー大学は、経済学において「神の見えざる手」を提唱したアダム・スミスや、ジェームズ・ワットなどとても著名な偉人たちの在籍した由緒正しき大学である。
なにしろ創立600年弱ということで、600年前の日本はたぶん室町時代だったのだろうが、そこから今まで大学が存在するなんて、もう何が何だか分からない。
そして、大学の中はまさに映画のハリーポッターの世界のようであった。
一つ一つの門や石、尖塔は何年の歴史があるのだろうかと思った。
この日は日曜日であったが、観光客も多く、大学内にある博物館にも無料で入ることができた。
スコットランドは大英帝国の一部だったこともあってか、New Zealandのマオリ族に関わる展示もあった。
訪れた土地の大学巡りというのは、ヨーロッパならではだと思った。
以上