オランダの主要都市 ロッテルダム編 2019/04/13
オランダ留学48
Rotterdam
前回のアムステルダム編に続いて今回はオランダの南西の街、ロッテルダムを観光する際の見どころについて以下の4項目を紹介する。
い、キンデルダイク/Kinderdijk
ろ、マーケットホール/Markethal
は、路面電車と街並み
に、キューブハウス/Kijk Kubus
前回のアムステルダム編は以下参照
い、キンデルダイク/Kinderdijk
キンデルダイクはロッテルダムの中心部から少し離れた、風車に代表される世界遺産である。
オランダは、国土のほとんどが海よりも低い位置にあるため、風車は国の歴史を語る建造物のひとつでもある。
このキンデルダイクでは、多くの風車が運河沿いに並んでいる光景を目にすることができる。
チケットを購入すれば、売り場近くの施設でこの地区の歴史について映像を見ながらスタッフの方が説明してくれる。
この地域はかつて農業にも使えないような水浸しの湿地であったため、ローマ軍でさえこの地を利用することを諦めたらしい。
しかしながら、オランダ人は風車を用いて水を汲み出しこの土地を開拓した。
いくつかの風車は、中に当時の風車守の生活の様子を再現しているものもある。
晴れていればとても気持ちの良い場所であろうし、オランダの歴史に深くかかわる建造物の一つでもあるから、非常に面白い場所の一つであると言える。
ロッテルダムの中心街から路面電車とバスを乗り継ぎ、約一時間ほどである。
詳細は上のサイトを参照してほしい。
季節によっては中心部近くの港からウォーターバス・船で行くことも可能である。
ろ、マーケットホール/Markethal
こちらは変わってロッテルダム中心部にあるマーケットホールである。
大きなアーチが特徴のガラス張りの建物は、外壁のグレーの石の壁とは対照的に、内部の天井にはカラフルな絵が描かれている。
この建物には、様々な店が所狭しと並んでいる。
花屋、ドーナツ屋、チーズ、スパイス、中華、アイスクリーム、雑貨、ジューススタンド、、、
本当にたくさんの出店をそこそこの値段で楽しむことができる。
ロッテルダム観光の休憩がてらに立ち寄るのもいいのかもしれない。
は、路面電車と街並み
路面電車はオランダの主要な都市によく見られる公共交通機関である。
この乗り物は地元の生活になくてはならないものであるため、単なる移動手段の一つである路面電車もオランダの地元の人々の生活を垣間見ることのできるチャンスとなり得るだろう。
また路面電車からは、ロッテルダムのへんてこなグニャグニャの建物を見ることができる。
ロッテルダムの街並みの特徴として、ほとんどの建物が新しいことが挙げられる。
これは、第二次世界大戦中に古くからの建物がほとんど爆撃によって壊されたからだとか言われている。
先に挙げたマーケットホールや次に挙げるキューブハウスなど、ロッテルダムには目を引くような特徴のある建物が多い。
また、ロッテルダム中心部の特徴として、中華系のレストランが多いということが挙げられる。
おそらくロッテルダムにはほかの都市に比べて中国からの人々が多く住んでいるのかもしれない。
オランダを旅行する際の問題の一つとして、どこで食事をするか問題がある。
ロッテルダムは多くの中華があるようなので、日本人としてはありがたい。
に、キューブハウス・Kubuswoningen
最後に、ロッテルダムの「ヘンテコ」な建物の中でも突出しているキューブハウスについて。
この建物はほぼキレイなキューブ型の、箱状の家が約45度傾いており、それらがいくつも並んでいる。
家いうものを考える際に、わざわざ斜めに配置してみようとは思わないし、とてもクリエイティブなデザインであると言える。
この建物には実際に入って内部の見学をすることも可能であり、場合によってはAirbnbなんかの予約サイトから宿泊することもできるらしい。
ロッテルダムは他のオランダの主要都市とまるで異なる街並みであり、一度は訪れてみる価値のある都市であると思う。
以上