なぜ、オランダ留学なのか???
オランダ留学4
オランダを留学先に選んだ理由
なぜ、オランダを留学先に選んだのだろうか?
もうすぐ、本格的に授業が始まるということもあり、一度自分の中で手短にきちんと整理しておこうと思う。
留学
そもそも、留学自体については高校生の時期から何となく興味があった。地元が小さな地方都市ということもあって、外に出てみたい、海外で生活したいという純粋な憧れがあった。
その後大学へ進学し、何となくであった留学という概念が少しづつ現実になった。
最終的に、大学の留学制度に応募し、ありがたいことに機会を得ることができた。
オランダ
オランダという国は、数あるヨーロッパの国々でも自分にとって非常に興味深い文化を持っていると思う。
例えば、オランダでは大麻を合法的に楽しむことができる。上の写真の奥に小さく見えるCoffee Shopと呼ばれる店で大麻を吸ったり、ケーキとして食べたり。日本では、「大麻」の利用についての議論もなかなか公にしない中で、オランダではすでに法律によって制度化されている。それが果たして正しいのか、という議論はまた別だが非常に興味深い制度である。
また、安楽死もオランダが特徴的であるという制度の一つとして挙げられる。
ほかにも、「飾り窓」に象徴される売春の合法化、同性婚の制度など様々な点でオランダは自分にとって非常に興味深い。
このような国で生活し、そこに住む人々と話すことは自分の価値観の多様化に大きな影響をあたえるのでは?と思い、オランダを留学先として希望した。
何を勉強するのか?
Radboud Universityでは Social Science すなわち、社会科学部に所属する。
日本の大学では、経済学部に所属しているが、オランダでは他の社会科学の領域を学ぶ。具体的には、文化人類学、社会学、ジェンダー学だ。これによって、学問的な視野が広がることを期待している。
異国での大学生活
日本以外の国に、一年間住んだ経験は今まで全くない。
最も長期間の外国での生活は、2年前にニュージーランドに2週間旅行に行ったのみだ。また、このときは最低限の英語、すなわち買い物、宿での受付、バスや電車のチケットの購入、同じ部屋になったほかの旅行者との会話、、、などさえできれば何とかやっていけた。
しかしながら、今回は留学生として大学の講義を英語で受け、英語でテスト受けなければならない。これは一段と語学のレベルが上がるため、おそらく自分にとって大きなチャレンジとなると思われる。
また、オランダと日本では日々の生活も全く異なる。オランダに到着してから2週間がたつが、食事、交通、天候、、、日本とは大違いである。
大学進学とともに地元を離れ、一人暮らしをしていたためホームシックなどはいまだないが、これからおそらくカルチャーショックとやらにいつ見舞われてもおかしくない。
しかし、そういったことも含めての留学であるし、それが経験になると信じている。大きなミスを勉強でしても死ぬわけではないし、だからと言って手を抜くわけではなし。
1年後にこの文章を見て、何を考えるのか興味深い。