海外留学前にやっていた英語の勉強 2018/11/13
オランダ留学27
English in Netherland
オランダでの生活が始まってから、そろそろ3カ月が経過しようとしている。
こちらのでの生活において、スーパーでの買い物やら、寮や学校での友人ら、所属しているラグビークラブでのコミュニケーション、またすべての授業はほぼ100パーセント英語である。
本当は、基本的な会話をオランダ語で行いたいのだが、まだその域に達していない。
単純に知識不足である。
とにかく、基本的にオランダ留学中は今のところ英語を使っての生活である。
3カ月が経過したが、オランダに来る前よりもめちゃくちゃ英語が話せるようになった!!
とか、何も考えずとも日本語よりも英語が口から飛び出してくる!!
とか、そういう実感はあまりない。
留学しても、英語が伸びなかったという話はよく聞く。
自分の場合は、英語を伸ばすためというよりも、新しい分野の勉強が目的で留学しているのであるが、それを達成するためには、英語力があればあるほど良いというのもまた事実だ。
ここで、改めて自身が日本にいるときから行ってきた英語の勉強について見直したい。
大学の留学制度申し込み
自分は、現在在学している大学の留学制度の中で、オランダで勉強している。
その申請にあたっては、以下のように設定されていた。
・留学にあたっての申請書
・IELTSのスコア6.0
・成績証明書
・面接
このように、色々な書類を提出したり、ある程度の、もっと言えばオランダのRadboud 大学が求めている最低基準の英語力の証明などをしなければならない。
留学については、大学進学以前よりなんとなく行ってみたいなあ、と思っていた。
しかしながら、留学はお金も時間もかかるためだけに、しっかりとした目的が無ければ、自分のためになるのかどうか疑問である。
英語力の証明・IELTS
自分は留学準備にあたって、IELTSのスコアをクリアするのに非常に苦労した。
恥ずかしながら、留学に行くだけの英語力というものを証明するために非常に多くの時間を費やした。
IELTSとは、イギリスが主催?している英語の語学力証明のテストである。
リスニング、リーディング、ライティングに加えて、ネイティブの試験官との一対一の面接試験がスピーキングとして設定されている。
2017年の4月からIELTSの勉強をスタートし、最低基準の6.0をとったのが11月であった。
IELTSの細かい勉強方法などは、今回は書かない。
いずれきちんとしたものを作成したい。
英語に慣れる
IELTSで大学が指定している基準を越えれば、英語が完璧になるわけではない。
あくまで、最低基準であるし、テストで求められる英語力と実際の留学生活で求められる英語力は必ずしも一致しない。
留学の準備段階から、学校で行われている留学の説明会などを通して留学に行った人の経験談を聞くようにしていた。
特に、英語を勉強しようと言ったって、いきなりそれでは何をしたらいいか分からない。
自分は、とにかく日本にいるときから英語に触れる機会を増やそうとした。
やったことは以下の通り
- 留学生と友達になる
- 英語のPodcastを聞く
- YouTubeを英語でみる
- ニュージーランドのラグビーの試合をネットでみる
- 英語で独り言
- 英語で行われる授業を履修する
- 英語の本を読む
- NHKの英語教育ラジオ
思いつくだけでこれくらいだ。
日本で普通に生活していても、英語を使わなければいけない機会は簡単に作れるわけではない。
これらが、どのくらい英語力向上に貢献したかは正直不明であるし、中には全く効果のなかったものもあるだろう。
1.
留学生の友達は、彼が英語をほぼ完ぺきにしゃべるので友達になったわけではない。
普通に一人の人間として気が合ったので、一緒に過ごす時間が多かった。
しかしながら、それでも会話をするときは英語か日本語のどちらかになるので、できるだけ英語でしゃべるようにしていた。
2.
英語のPodcastは、以下のものを聞き流していた。
一つ目はアメリカの政治経済や国際社会についてのニュース。
二つ目はたくさんのトッピクを取り扱うTEDの15分程度のもの。
どちらも、しっかりと内容を頭に叩き込んで、要約までできるようにする!!というよりはラジオのように聞いていた。
ご飯食べながらとか、料理しながらとか、寝る前とか。
どちらもiPhone のPodcast のアプリを使用していた。
3.4.
これはただの趣味のような感じに近い。
ラグビーで応援しているチームは日本とNZL。
これは宗教に近い。
それくらい、New Zealand, All Blacks を応援している。
ただひたすら、ラグビーの試合を観たり、あとは映画のシーンを観たりといった感じ。
5.
人間独り言をいうのは誰にでもありうる話だ。
暑いとか、腹減ったとか、テストやばいとか、、、
自分は、自転車通学であったし、一人暮らしであったから常日頃から英語で短く独り言を言うようにしていた。
と言っても、ただ単語をぶつぶつと言っていただけであるが。
傍から見れば、ちょっと、な人に見えたかもしれないが、だいたいの通行人はどうせ二度と会うこともないし、気にはしていなかった。
とにかく、独り言を英語で言う、自分の感情を英語で考えて表現する。
6.
英語の授業はいろんなものを履修した。
自分の専攻である経済学について、英語で世界の経済を学ぶ、みたいな授業。
アカデミックな場で使用されるボキャブラリーの授業。
英語での読書の仕方の授業。
週に何度かは英語のみを使用して授業を受けるため、ある程度まとまった英語に触れる時間が確保できた。
7.
これは、上記の英語の読書の授業の延長だ。
Intensive reading と呼ばれる方法?での読書である。
辞書を引かない、つまらないなら中断、この二つの原則で読書を行う。
つまりは、自分がすらすらと読めるレベルでの英語の読書というわけだ。
自分は、Paulo Coelho のAlchemist を読んだ。
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Paulo Coelhoはブラジルの作家であるため、おそらく英語版は翻訳されたものであるため、少し読みやすかった。
また、授業内で先生に勧められていた本をオランダに来てから購入した。
テストへの準備が忙しくまだあまり読めてはいないが。
Terry Pratchett のDiscworld Series, The Color of Magicである。
SF?ですごく読みやすい。
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インターネットで書籍の情報やその英語のレベルなどは簡単に調べられると思うし、今時はAmazonだのKindleだの気軽に本に触れる環境があるので、活用できそうである。
8.
これは、NHKの行っている英会話のラジオだ。
平日の月から金まで朝は6:00から、夜は9:00からやっている。
基礎英語1‐3、ラジオ英会話、などそれぞれ15分ごと。
2018年度の4月から、ほとんどの英語系のラジオが改編?されていたようなので今もこのままかどうかは不明である。
特にラジオ英会話はテキストも買って聞いていた。
あとは、スペイン語もこれで勉強していた。
最近はNHKのアプリとかでも聞けるようだし、便利な時代であると感じる。
まとめ
1‐7まで、自分がやっていた英語の勉強?、英語に慣れるための準備である。
しかしながら、これらが実際の留学生活にどれくらい役に立ったかは不明である。
また、留学に来てからあったいろいろな国の友人らにどーやって英語を話せるようになったのか聞いている。
英語圏でなくても、ほとんどの国としての英語のレベルの高い国、スウェーデンとかに留学した人。
義務教育での英語教育では上達しなかったが、東南アジアに旅行に行って英語をめちゃくちゃ使って伸びた人。
模擬国連にずっと参加し、英語を使う機会がたくさんあった人。
インターネットとか、シリーズもののドラマをたくさん観た人。
様々である。
あとは洋楽を聞くとか、とにかく英語を勉強するというよりは、どんどん使う?ことで上達していったのかなと思う。
もし、英会話を習得したいのであれば、海外留学というのはひとつ手っ取り早い手段のひとつかもしれない。
以上