半期留学の友達の帰国の日 2019/02/06
オランダ留学40
あっという間に前半終了
2週間弱たつと、オランダでの留学が始まってから半年となる。
いよいよ、自身の憧れや大学生活の中でやってみたかったことの一つである「海外留学」というものが終了して日本へ帰国する日も見えてくるころだろうか。
それと同時に、留学開始時期から仲良くしてきた沢山の友人らが、一人また一人と帰国していく時期でもある。
ラドバウド大学の2018/2019のアカデミックカレンダーの前半終了は、2週間ほど前の1月25日であり、学生寮に住んでいる学生はこの日が寮の退去日でもあり、この日の前後で多くの友人たちがオランダ・ナイメーヘンから本国へ向かっていった。
特に、8月のオランダに到着したばかりに始まったオリエンテーションウィークで出会った世界中からの留学生の友人たちの大半は半期の留学であったため、今日の時点でほとんどの友人たちがすでに帰国している。
きちんと最後に会った友人もいれば、学期末のバタバタで会えなかった友人もいたりと少し残念である。
いつメン!!!!
とりわけ、20人ほどのオリエンテーションのグループの中でも自然と固まりその後も仲良くしてきた、いわゆる「いつメン」の自分を含めた6人のうち4人は半年弱をもって留学終了となり帰国となる。
すでに、3人が帰国し非常に寂しい気持ちであると同時に、これまで一緒にいろいろな所へ行き、いろいろなものを食べ、いろいろなことを話してきたなあ、とも思う。
それぞれNijmegen 色々な所に住んでいたため、お互いの家へ行ってそれぞれの国の料理を振る舞うということを何度も行った。
自分は手巻き寿司と焼うどん、それから親子丼、カツ丼を作った。
また、日曜日にはナイメーヘンの中心街にあるカフェに行き、pizzondag といって皆でピザを食べた。
旅行も、ベルギーやロンドン、ドイツ、ストラスブール、スイス、、、と本当に短い期間でたくさんの場所に行くことができたと思う。
ラグビーの試合にも大学のグラウンドである際には、応援に駆けつけて来てくれて非常に誇らしかった。
ラグビーの試合後に皆がBBQをしてくれたこともあった。
年越しは、友人の寮で皆で料理をして少し豪華なディナーを共にして、駅の近くの別の友人の寮にカウントダウンの花火を見に行った。
また、皆で学生団体の主催しているPub Crawl に行って、お酒は全然美味しくなかったが、飲んで踊ってとても楽しかった。
色々な思い出がある中でも、やはり移動中に皆で一列になって自転車に乗ったことは非常に忘れることのできない瞬間である。
たまたま同じ時期に、ヨーロッパ諸国の多くの大学の中のナイメーヘンのラドバウド大学で、偶然オリエンテーションのグループが一緒だったいうだけで、ここまで仲良くできたというのは、大変ラッキーなことであったし、とても楽しい時間を過ごすことができてとても嬉しく思っている。
何度も書いてきたが、まさか留学が半分も終了して、いつまでも一緒にいれると思っていた友人たちが帰国するとは思ってもいなかった。
いわゆる「いつメン」の友人らが帰国する日には、残っているメンバーで駅まで見送りに行った。
特に上の写真にある Nijmegen の大きな文字は、まさにこのメンバーも含めてオリエンテーション初日の集合場所であったので、非常に思い入れの深い場所でもある。
あまりそれぞれの個人情報は書きたくはないが、6人のメンバーは、
ドイツ
ドイツ
スペイン
オーストラリア
そして、自分を含めた日本とまさに世界中から集まったグループでいつも仲良くしてきた。
世界中から集まったとてもかけがえのないグループである一方で、それが理由でこれからあと何回6人全員で集まることができるのかは全く分からない。
留学だけではなくこれまでも何度も感じてきたことだが、同じことは2度と起こらないし、オランダの同じ町で半年暮らすなんて、残念ながら非常に難しいだろう。
だからこそ、一回一回の時間を大切にして何かに誘われたらどんどん参加しようと思って行動してきたし、短い期間ではあったものの本当に6人で色々なところへ行った。
このことを考えるたびに、高校生の時に読んだ Stephen Chbosky の「ウォールフラワー」が原作の映画 The Perks of Being a Wallflower のトンネルのシーンを思い出す。
やはり、いつまでも一緒にいれると思っていた友人たちと別れるのは非常に寂しいことであるし、何度経験してもなかなか慣れない。
そういう訳で、なんだかいつもと異なり非常に感情的に書いてしまっている。
しかしながら、こういうことも留学の経験の一つであるし勉強が最大の目的であるものの、こちらも人として非常に大切なことである。
思い出に浸るのも大事なことであるが、いつまでもそうも言ってられないので、残りの半年間を充実したものにするためにも、勉強をしっかりと行い、多くの新しい人と会って多くの友人をまた作っていくことかな思う。
とても貴重な機会を手にして、そしてまさにその真っ只中にいるということを意識して残りを過ごしたい。
このように人生の比較的早い段階で、世界中におそらく一生連絡を取り合うであろう友達を持てたことは非常に嬉しいことであり、幸せなことである。
以上