2週間連続でオランダ・ナイメヘーンから週末ロンドン通い、その他もろもろ② 2018/11/02-2018/11/11
オランダ留学29
11月前半その2
前回のロンドン旅行および2週間ぶりのラグビーの練習の続き
第2回手巻き寿司大会 2018/11/07
例によって、グループの皆の要望により手巻き寿司をすることになった。
前回の反省を生かして、コメを減らし代わりに具材をたくさん用意した。
また今回は人生初めて、唐揚げを作った。
唐揚げは、鳥モモ肉を小さく一口大に切り、醤油ベースの調味料にいれ冷蔵庫で時間ほど漬ける。
そして、片栗粉を適度にまぶして油で揚げる。
意外にも簡単で驚いた。
以前見たYouTubeにレシピがあったので、次はこのやり方でやってみたい。
片栗粉は普通のスーパーで見かけたことが無かったため、中華系のスーパーで「片栗粉」と漢字を見せてたら、店員さんが棚から選んでくれた。
Corn Starch・コーンスターチらしい。
今後は月一で手巻き寿司やってくれ、と言われた。
今回作ったのは、
・卵焼き
・牛肉そぼろ
・唐揚げ
・エビ
・アボカド
・キュウリ
・ニンジン
・ツナ
・サーモン
・カニカマ
次回はツナ無し、コメをもっと少なく、エビも少なめ、コメは少し水を少なくして炊く、、、
です。
やはり手巻き寿司は楽しい。
自転車でナイメヘーンからユトレヒト 2018/11/08
ナイメヘーン・Nijmegen はドイツの国境寄りの東側の街である。
オランダ10番目の都市らしい。
ナイメヘーンからユトレヒトまでは電車で1時間弱、だいたい70kmくらいである。
ナイメヘーンからアムステルダムまでは大体100km、電車で90分程度である。
日本で言うと、東京から宇都宮、沼津あたりまで。
大阪から姫路を過ぎた赤穂のあたりまで。
そういう距離感。
ナイメヘーン・Nijmegen からユトレヒト・Utrecht まで自転車で行った人がいるという話は聞いたことがあったため、今回は友人2人とユトレヒトまで自転車で行ってきた。
朝9時ごろに駅に集合して、水とお菓子を買って出発した。
当日はとても気持ちの良い晴天で、サイクリングに絶好であった。
今まで通ったことがある範囲を超えて、初めての土地とか道とかを通るのはとてもワクワクする。
10分程度の違いしかないのに。
Googleで調べたら3時間強かかるとなっていたが、Googleの設定のスピードよりもゆっくりとしたスピードであるので、結局Utrechtに到着したのは15時ごろであった。
はじめの20kmくらいは、川沿いを走り、自転車の道の側にNijmegenの中心街などでは見かけないような、まるで絵本に出てくるような素敵な一軒家がたくさんあった。
また、農場もあったようで、牛や馬、羊などたくさんの動物たちがいた。
さらに、最後の20kmくらいは国立自然公園があったらしく、黄金色に染まった木がトンネルのようになり、その下をずっと自転車で進んだ。
70km、5時間半という数字だけ見ると、めちゃめちゃキツいように思えるが、実際やってみるとスピードもそんなに出していないし、大方平坦な道が続くため、息切れするようなキツさはなかった。
しかしながら、お尻が痛いのだけはどうしようもなかった。
レース用だの、長距離用の自転車っd行ったわけではないので、いわゆるママチャリはお尻によくなかった。
ユトレヒトに着いてから、カフェに入り、そのあとは街を少しだけぶらぶらした後に、ラーメンを食べた。
ユトレヒトは運河があり、ナイメヘーンよりもオランダっぽい。
帰りは電車を利用した。
オランダでは、電車にも指定の料金を支払えば、自転車を載せることが出来る。
1時間もかからずに、ナイメヘーンに楽々到着した。
自転車は、もはや長距離目的の通行手段では無いことを強く感じた。
2回目のロンドン遠征 2018/11/09-2018/11/11
今回、ロンドンへ向かった目的はラグビーの試合を観るためである。
自身はかねてより、ニュージーランド・All Blacksを応援している。
前回の2015年のワールドカップ以降、2017年にかけてNew Zealand とEnglandが北半球南半球でそれぞれ圧倒的に強かった。
2018年シーズンはそれぞれいまいちであるが、トップ2の国の試合が待ち望まれていた。
そもそもEngland が2015年のワールドカップでこけなければ、決勝で2か国が当たっていたかもしれない。
とにかく、北と南の2強が試合をするのは、実に2014年の11月以来であり、ビッグマッチになることが容易に想像できた。
10月ごろにくそ高い料金を支払いチケットを手に入れ、ロンドンにいる日本からイギリスに留学中の友人と連絡をとり、、、
何年も待ち望んだ一戦であったが、試合当日まではあっという間だった。
金曜日の昼過ぎにナイメーヘンを出発し、アムステルダムのスキーポール空港からロンドンの空港へ向かった。
フライトは一時間程度、すぐ着いた気がする。
空港から友人の家のある中心街の方まで電車で向かった。
夜8時過ぎに駅についてから、めちゃくちゃ寒くなり、雨も降るし、ケータイの電波は通じないし、という感じで散々であった。
結構時間が経ってから、友人の家に到着しその日は外出せずに寝た。
次の日は、朝からシャワーを浴びて少し街をぶらぶらした。
また、試合の時間は雨の予定であったため、撥水のダウンジャケットを買った。
これで、試合だけでなくオランダでも使える。
また、学生の割引きがあったので実質タダだと思うことにした。
昼過ぎに、試合会場であるトゥイッケナムスタジアムに向かった。
駅自体はそんなに大きくないのだが、多くの人が試合に足を運んでいた。
スタジアムまでの道のりにはホットドッグやらハンバーガーやら、記念のマフラーや帽子やら、いろんなものが売ってあり非常に活気があった。
スタジアムに入る前に、公式のパンフレットを購入して、各国のジャージを見ていたら、キックオフまでなぜかあと15分になっていた。
ここ数年での一戦を見逃すわけにはいかないので、急いで会場を目指して、空いているゲートを通り無事に会場入りした。
少し焦ったが。
もう試合の始まる前から雨が降っており、非常に寒かった。
しかしながら、自分の席に向けて暗い通路を抜けゲートを通りグラウンドが見えたとたん、一気に視界が開けて、会場の光景が目にブワッと入って来て、雨がめちゃくちゃ降っており、8万人を超える観客がおり、、、、なんとも上手く言い表せないが、ものすごく感動した。
神々しいとすら感じたし、これがラグビーの聖地の空気かと思った。
世界中の一部の限られた人間しかフィールドに降りることは出来ないし、これから自分がおそらくそこに立ち入ることはない。
しかしながら人生で初めてのテストマッチの観戦が、トゥイッケナムスタジアムであることが非常に誇らしかったし、今までケータイの画面の中の世界であったラグビーのテストマッチが今まさに目の前で行われようとしていることが信じられなった。
そして、生まれて初めてNew Zealandの選手らによるHAKAを生で観た。
いつもスマホで試合やHAKAを見る時は、やはりAll Blacksの選手がアップされるため、とても力強く感じる。
しかし、今回は4年ぶりの往年のライバル同士の、そしてEnglandのホームゲームということもあって、HAKAの最中のEngland側の歓声がすごかった。
完全にHAKAの迫力を消していたし、スタンドから観ていて、All Balcksの選手らがすごくちっぽけに見えた。
いつもならあり得ないことだ。
それだけ、会場が完全にEngland一色になりまとまってNew Zealandに対峙していた。
自分の座った席の周りには、Englandのファンしかおらずあまり居心地がよくなかったが、非常に楽しむことができたし、New Zealandのベンチがすぐ目の前であったため、とてもラッキーだった。
オランダに来てから、ラグビークラブに参加していることもあり、当たり前だがそれぞれのチームの選手の動きが非常にレベルが高いことが見て取れた。
雨のせいで、いつもよりもミスが目立った感じがしたが、特にEnglandの選手の気迫をすごく感じた。
結果は16‐15でNew Zealandの勝利であった。
非常に興奮したし、会場の雰囲気や歓声、会場に来なければ感じることのできないことを体感できたと思った。
また、試合終了後選手らと少しばかり写真を撮る時間もあり、これまた最高であった。
彼らは、80分の試合の後で心身共に疲れ切っているにも関わらず丁寧に対応してくれた。
非常に良かった。
まとめ方が少し雑になったが、無理して試合に行って非常に満足している。
やはり、そこに行かなければ味わえないモノコトには、もし自分がそれらを大好きであるならば、無理してでもお金と時間をかける価値があると個人的に思う。
後から、同じだけのお金や時間が手に入ったとしても、それらが得られるとは限らない。
試合の翌日の日曜日には、昼過ぎまで再度ロンドンをぶらぶらした。
特に、11月初めの旅行の際には立ち寄らなかった、路地裏やら由緒正しきテーラーの立ち並ぶ街並みなど、少し変わったところへ行けて満足だった。
色々連れて行ってくれた友人に感謝である。
以上