オランダ留学 Radboud University 2018/2019

2018年8月から約1年間オランダのNijmegen, Radboud University (ラドバウド大学 ナイメヘーン)に留学します。そこでの出来事、感じた事、学んだこと、また旅行などをせっかくなので、ブログという形で記録に残します。

炊飯器なしでコメを13合炊いた。 2018/09/28

 

オランダ留学16

Hello, Friday.

金曜日は授業が昼で終わる。

そのため、週末ということもあり、中心街の方に買い物へ行ったり、皆で集まったりしがちである。

 

 

Pub-Crawl 2018/09/27

木曜日はラグビーの練習の後、チームの皆でPubを何軒か回る通称 Pub Crawl へ行った。

 

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やはり、アジア人と欧州人ではお酒を飲める量がまるで違う。

別に、お酒をたくさん飲めた方がエライといったような単純な考えを持ち合わせてはいないが、とにかく彼らはグビグビ飲みまくる。

 

そして、酔わない。

 

というか、いつも彼らが酔う前に自分の限界がきて帰宅するので、酔っぱらいの人々をあまり見たことがない。

 

とにかく、木曜日は三軒回る予定であったが、二軒目で次行ったらやばいなとなり、帰宅した。

 

 

Japanese SUSHI

オリエンテーション以降、自分を含めて6人のグループで何かすることが多い。

その一環として、それぞれの出身の国の料理を皆に交代で振る舞っている。

 

金曜日は、満を持して自分の番であった。

皆からの寿司を作れというプレッシャーをひしひしと感じていたが、あいにく魚を捌いたことはないし、そもそもオランダの生魚を信用していない。

 

そういうわけで、とりま手巻き寿司なら友達と作ったことがあるし、何しろ米さえ炊いてしまえば、ほぼ準備は終わる。

 

ということで、手巻き寿司を金曜日は皆に振る舞った。

 

 

オランダで買える日本の食べ物

オランダでは日本食は手に入るのか?

これは大きな疑問であったし、特に寿司となればまたいろんなものが必要となる。

とくに、すし酢とか海苔とか。

 

以下は、金曜日に作ったリスト

 

  • コメ
  • 海苔
  • マヨネーズ
  • ツナ
  • エビ
  • ひき肉
  • 玉ねぎ
  • きゅうり
  • ニンジン
  • カニカマ
  • サーモン
  • アボカド

 

 

まずは、寮の近くにあるスーパーに行ってみた。

どうせ、たいしたことないだろうと思っていたら、意外と日本のコーナー、特に「ご自宅で簡単に寿司が作れます!!!」的コーナーがあった。

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しかしながら、高い!!!!

コメ500gで2.50ユーロくらい。

 

この料理を振る舞う会は基本的に自腹であるから、少しは出費を抑えたい。

普通のスーパーでも買えるものと買えそうにないもの、もしくは高いそうなものに分けて、買い物をした。

 

普通のスーパーでは、アボカドだの玉ねぎだの肉だのを買った。

ただ、きゅうりと思って買ったものがきゅうりだったのかズッキーニだったのかはよく分からない。

 

残りのこめ(ジャポニカ米)・酢・海苔・マヨネーズ(キューピー!!!!)は中心街にあった中華系のアジアスーパーで購入した。

その店では、たくさんのアジアの食材が売られていた。

以前、香港を訪れたときに匂いに似ていたような気がした。

 

とにかく、意外とすんなりと手巻き寿司に必要な材料は手に入った。

全部で40ユーロくらいしたけど、、、

 

高い!!

 

まあ、仲の良いメンバーなので気にはならない。

むしろ、このように日本のことをもっと知ってもらう機会をセットしてくれて感謝している。

 

 

仕込み作業

会場は中心街に住んでいる、友人の家だ。

自分の寮はやや遠いし、皿だの鍋だのがあまり多くないので、友人に頼んだ。

 

手巻き寿司は良い。

なんせ簡単である。

 

日本でも友人らと良く手巻き会を開いていた。

コメを炊いて、材料を切ってしまえば終わり!

 

しかしながら、オランダではコメをいかに炊くかが問題であった。

炊飯器は寮にある。

これはもう帰国した日本人から頂いたものだ。

しかし、小さい。

マックスで3カップ、、、

 

6人で3カップは無理だと思う。

 

そういうわけで、ネットで調べてコメは鍋で炊いてみることにした。

 

 

鍋での米の炊き方

日本ではほぼ毎日ご飯を食べていたけれど、自分で鍋で炊くなどやったことはない。

当たり前だが、日本では炊飯器を使う。

海外で、オランダで、どうやって、炊飯器無しで米を炊くのか?

 

非常に心配であったが、結果的にうまくいった。

 

以下は、調理の仕方。

 

い、米を研いで30分吸水させる。夏は30分、冬は1時間ほどが目安らしい。この作業を怠ると出来上がりに大きく影響してくる。しっかり時間をとること。

 

ろ、鍋に米を移し水を加える。水の量は指の第二関節まで。下に絵のように。これはあくまで噂だ。自分はこの水の量でうまくいった。

 

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は、中火で加熱。中火であって、強火では絶対にいけない。中火!

 

に、ブクブクと音がなったり、鍋から吹きこぼれたり、明らかに沸騰していることが確認できたら、そのまま2分中火で加熱。そのあとは火を少し弱めて3分加熱。さらに、火を弱めて5-7分加熱。

 

ほ、沸騰してから計10分程度加熱してから、鍋の状態を確認し出来上がり。水分が飛んでいないようなら、再度1-2分加熱する、蓋を開けて確認するを繰り返す。

 

へ、あとは10分蒸らして完成!

 

 

以上が、留学先での鍋を使った米の炊き方。

意外とできるもんだなと思った。

これから、日本米が手に入ったら寮でもやろうと思った。

 

 

La Fiseta de Sushi!!!!

米が炊き上がり、酢飯を作った。

しかしながら、分量は明らかに間違っていた。

2kg買って2つも鍋に分け炊いたのだが、片方しか食べきらなかった。

単位を換算したら、約13合、、、、

そりゃ多いわ。

今度からは、kgではなく「合」に換算すべし。

 

材料を切るのは、友人に手伝ってもらった。

きゅうり、人参、アボカド

 

あとはエビを炒めたもの、出汁巻玉子、ツナ缶、カニカマ、ひき肉と玉ねぎで肉そぼろを作った。

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皆おそらく手巻き寿司は始めてであったが、とても喜んでくれ嬉しかった。

 

次回は、より多くの具材と少ない米で臨みたい。

 

また、唐揚げだのトンカツだの味噌汁だのカレーだの、色んなジャパニーズフードを食べてもらう機会を作りたいと思った。

 

留学中に友達と手巻き寿司を囲むのはやりたかったことの一つであるから、自分としても非常に満足であった。

 

こういう時間はこれからも大切にしていきたい。

 

 

 

 

 

以上